Fusion MCP
A Model Context Protocol server that connects LLMs with Autodesk Fusion, enabling CAD operations through natural language dialogue.
README Documentation
Fusion MCP
Autodesk Fusionを操作するMCPサーバー
LLMとFusionを接続し、自然言語による対話でCADの操作を可能にします。
構成
-
MCPサーバー (
mcp-server/
): LLMとFusionアドインを接続するMCP(Model Context Protocol)サーバー -
Fusionアドイン (
mcp-addin/
): MCPサーバーからリクエストを受けて、実際にFusionを操作するアドイン
MCPツール
execute_code
: Pythonコードを実行する。Fusion APIを使用してFusionを操作できますget_viewport_screenshot
: Fusionのアクティブなビューポートのスクリーンショットを取得するlist_user_parameters
: User Parametersの一覧を取得するset_user_parameter
: User Parameterの式を設定する
セットアップ
必要なもの
- Autodesk Fusion
- MCPクライアント (Claude Desktop, Cursorなど)
- Python
- uv
手順
-
リポジトリをダウンロードします。
-
MCPクライアントにMCPサーバーを登録します。
Claude Desktopの場合:
左上のメニュー > File > Settings > Developer > Edit Configから
claude_desktop.json
を開き、以下を追加します。{ "mcpServers": { "fusion": { "command": "uvx", "args": [ "--from", "[リポジトリへの絶対パス]/fusion-mcp/mcp-server", "fusion-mcp-server" ] } } }
-
Fusionにアドインを登録します。
- FusionでUTILITIES > ADD-INS からScripts and Add-Insウィンドウを開きます。
- 「+」ボタン > Script or add-in from device から、ダウンロードした
fusion-mcp/mcp-addin
フォルダを選択します。 - リストにmcp-addinが追加されるので、Runをクリックして起動します。
Run on Startupを有効にすると、Fusion起動時にアドインが自動で実行されます。
⚠️ 重要な注意点
このFusionアドインは、LLMが生成した任意のPythonコードをFusion内で実行します。これにはセキュリティ上のリスクがあります。 使用する前にFusionデータのバックアップを作成し、LLMが生成したコードを確認するようにしてください。
使用時のポイント
Fusion MCP単体では、LLMがFusionをうまく操作できない場合がほとんどです。 次のような指示を直接与えたり、ツール使用前にLLMに考えてもらうと効果的です。
- 具体的な数値を指定する: 「10mm押し出す」など明確な値を与える
- 操作手順を明確にする: 「まず部品を選択、次に押し出し」のように手順をわける
- Fusion APIドキュメントを提供する: APIのドキュメントやサンプルコードを渡す
これらのMCPサーバーも組み合わせると便利です。
- Sequential Thinking MCP Server: LLMが設計を段階的に考えてくれるようになります
- Context7 MCP Server: LLMがドキュメントを探して参照できるようになります
クレジット
このプロジェクトはahujasidさんによる blender-mcp を参考に作成しました。
ライセンス
MIT License